お子様の不注意や落ち着きのなさに不安を抱えていらっしゃる保護者様、ADHD薬物療法以外の選択肢をお探しの医療関係者の方々へ


『Focus Pocus』は、ゲームを楽しみながら、集中やリラックスの状態をコントロールしたり、認知機能を鍛えたりすることで、ADHD障がい児にみられる諸症状を軽減します。

※非医療機器となります。

子供たちの写真

お子様の不注意や落ち着きのなさに不安を抱えていらっしゃる保護者様、ADHD薬物療法以外の選択肢をお探しの医療関係者の方々へ


『Focus Pocus』は、ゲームを楽しみながら、集中やリラックスの状態をコントロールしたり、認知機能を鍛えたりすることで、ADHD障がい児にみられる諸症状を軽減します。

※非医療機器となります。

『Focus Pocus』は、
脳波計
ゲームアプリ(タブレット)
構成されています。
タブレットはお持ちのもので利用できます。

脳波計

脳波計

ゲームアプリ

ゲームアプリ

「Focus Pocus」では、ゲームを通して、ニューロフィードバックトレーニング (neurofeedback training: NFT)*1および認知トレーニング(cognitive training: CT )*2 を行います。このトレーニングを一定期間継続することで、ADHDにみられる不注意、多動・衝動性、不安、攻撃性等の諸症状が緩和、改善していきます。
※効果には個人差があります。

*1 「ニューロフィードバック」とは、脳波などの脳活動を計測し、その情報をリアルタイムで本人にフィードバックすることで、自ら脳活動を調節できるようにする方法です。「Focus Pocus」では、脳波計で計測した脳活動(集中やリラックスの状態)の変化がゲーム画面で視覚的にフィードバックされるため、集中やリラックスのコントロールをトレーニングすることができます。

*2 「Focus Pocus」がトレーニングの対象とする認知機能として「ワーキングメモリー(作業・作動記憶)」と「抑制制御」があります。「ワーキングメモリー」とは、情報を一時的に保持し、処理する能力であり、「抑制制御」とは、不適切な行動を抑制する能力です。

ゲームについて

集中状態をコントロールするトレーニング(NFT)

画面下のゲージはプレイヤーの集中度を表し、この高低に応じて飛行速度が変わります。ライバルより速くゴールするように集中度を高く維持することで、集中状態のコントロールをトレーニングします。

集中度トレーニングのイメージ画像
リラックス状態をコントロールするトレーニング(NFT)

画面下のゲージはリラックス度を表し、この高低に応じてビームの強さが変わります。ライバルのビームに打ち勝つようにリラックス度を高く維持することで、リラックス状態のコントロールをトレーニングします。

リラックス度トレーニングのイメージ画像
ワーキングメモリーのトレーニング(CT)

神経衰弱ゲームと同様、めくったカードのイラストを記憶し、同じイラスト(2枚1組)が揃うようにカードをめくります。正確に速く、すべてのペアを揃えることを目指しましょう。これにより、ワーキングメモリーをトレーニングします。

ワーキングメモリートレーニングのイメージ画像
抑制制御のトレーニング(CT)

「指定された敵」が出現したら画面をタップして退治しますが、「指定されていない敵」には反応してはいけません。これにより抑制制御をトレーニングします。

反応/抑制トレーニングのイメージ画像
  • トレーニングは週5日の頻度で5週間程度(全25セッション)を目安に継続的に実施
  • 1日につき1セッション(各1分程度のゲームが14種)を実施
  • 25セッションの前後で、お子様に関する行動評価のアンケートを親御様に回答していただきます。
    全セッション終了後にご提供する結果レポートで、行動評価に基づいたトレーニング前後の症状の変化などをご確認いただけます。

「Focus Pocus」がなぜ選ばれるのか

  • 唯一無二の製品

    日本国内では数少ない、
    ニューロフィードバック技術を用いた製品です。

  • ゲームのコントローラー

    ゲームによる遊び感覚でのトレーニングなので、
    お子様が楽しみながら取り組むことができます。

  • 博士の帽子

    オーストラリアのウーロンゴン大学(University of Wollongong)の研究者による
    臨床研究の成果をもとに、日本向けに共同開発。
    海外では2010年から使用されています。

  • 吹き出し

    専門家、ご利用者様のお声

    コチラからみる

    下矢印

「Focus Pocus」を用いて、ニューロフィードバックトレーニングと認知トレーニングを併せて実施することで、ADHD児の症状が改善されました。

対象と方法

注意欠如・多動症(ADHD)を持つ子ども(ADHD群)および、ADHDと診断されてはいないが軽度症状を持つ子ども(潜在群)を、トレーニング条件(TR条件)と待機リスト条件(WL条件)のいずれかに無作為に割り振りました(合計85名)。TR条件の子どもは、「Focus Pocus」を用いて、ニューロフィードバックトレーニング(集中やリラックスなど)と認知トレーニング(ワーキングメモリと抑制制御)を、自宅で7~8週間かけて実施しました。一方、WL条件の子どもは、この期間はトレーニングを実施しませんでした。トレーニングの効果については、行動評価尺度(ADHD-RS, Conners 3-P, CBCL)などをトレーニング期間の前後で測定し、評価しました。
※研究はオーストラリアで行われました。
※WL条件は、トレーニング(介入)の有無による違いを比較するために設けられます。
※ADHD-RS, Conners 3-P, CBCLは、行動評価尺度として子どもの行動の評価に用いられており、特に、ADHD-RSはADHD症状の程度を評価するために使用されます。


結果1

上の図はトレーニング前後におけるADHD-RSのスコアの変化を示しており、スコアが高いほどADHD症状が強いことを示します。
親による評価については、ADHDと診断されているグループと診断されていないグループの両方とも、WL条件に比べてTR条件ではスコアが有意に減少(症状が改善)しました。
また、学校の教師やその他の関わりのある人(祖父母や隣人など)による評価については、ADHDと診断されているグループのみ、WL条件に比べてTR条件では有意な減少がみられました。


結果2

上の図はトレーニング前後におけるConners 3-PとCBCLのスコアの変化を示しており、スコアが高いほどその項目に関する問題が多いことを示します。
図に示した項目(Conners 3-Pでは、不注意、多動性/衝動性、実行機能、CBCLでは、注意の問題、攻撃的行動、外在化問題行動)においては、WL条件に比べてTR条件ではスコアが有意に減少(行動が改善)しました。
※統計検定の詳しい結果については文献をご参照ください。
引用文献:Johnstone, S. J., Roodenrys , S. J., Johnson, K., Bonfield , R., Bennett, S. J. (2017). Game based combined cognitive and neurofeedback training using Focus Pocus reduces symptom severity in children with diagnosed AD/HD and subclinical AD/HD. International Journal of Psychophysiology, 116, 32 44.(図は一部改変)

「Focus Pocus」は、ウーロンゴン大学のStuart Johnstone教授の研究をもとに開発・検証されており、上記の研究もそのうちの一つです。
以下は「Focus Pocus」に関する論文(一部)の一覧です。

・Krell, J., Dolecki, P., Todd, A. (2023). School-Based Neurofeedback Training for Sustained Attention.Journal of Attention Disorders, (2023), 108705472311684.
・Luo, X., Guo, X., Zhao, Q., Zhu, Y., Chen, Y., Wang, Y., Johnstone, S. J., Sun, L. (in press). A randomized controlled study of remote computerized cognitive, neurofeedback, and combined training in the treatment of children with AD/HD.European Child & Adolescent Psychiatry. Accepted 5/02/2022.
・Jiang, H., Johnstone, S. J., Sun, L., Zhang, D. (2021). Effect of neurocognitive training for children with AD/HD at improving academic engagement in two learning settings. Journal of Attention Disorders, 25, 414-431.
・Zhang, D., Johnstone, S. J., Li, H., Luo, X., Sun, L. (2021). Comparing the transfer effects of three neurocognitive training protocols in children with AD/HD: a single-case experimental design. Behaviour Change, 1-19.
https://doi.org/10.1017/bec.2021.26
・Jiang, H., and Johnstone, S. J. (2015). A preliminary multiple case study report of neurocognitive training for children with ADHD in China. Sage Open, 5 (2), 1-13.
・Johnstone, S. J., Roodenrys, S., Blackman, R., Johnston, E., Loveday, K., Mantz, S., Barratt, M. (2012). Neurocognitive training for children with and without AD/HD. ADHD Attention Deficit and Hyperactivity Disorders, 4, 11-23.
・Johnstone, S. J., Roodenrys, S., Phillips, E., Watt, A. J. & Mantz, S. (2010). A pilot study of combined working memory and inhibition training for children with AD/HD. ADHD Attention Deficit and Hyperactivity Disorders, 2, 31-42.

導入頂いた専門医師からのお声

新島小児クリニック院長 新島新一様の写真

順天堂大学 名誉教授 医学博士
新島小児クリニック 院長

新島 新一 先生

ADHDのお子様はどうしても集中力が欠如してしまいますが、『Focus Pocus』は、ゲームがベースになっていますので集中しやすいですね。

ADHDのお子様には薬を処方することも多くありますが、薬を飲んでも劇的に治るわけではなく、対症療法に過ぎません。ベースとしてはやはり「集中しにくい」という点がありますので、「集中力を鍛える」という主旨の『Focus Pocus』のアプローチはお子様に適していると思います。

実際、実施前と実施後の違いを見るため様々な脳の検査をしました。すると、ADHDのお子様が落ちてしまいがちな「ワーキングメモリー(作業・作動記憶)」の数値は『Focus Pocus』をやった後は上がっていたんです。『Focus Pocus』を集中してやったお子様ほど集中力の改善効果が認められました。

また、他のメーカーからもADHD向けのゲームは出ているんですが、『Focus Pocus』は唯一、脳波計と連動しているので“脳波を使ってゲームをする”という点で信頼度が高いですね。

ご親族様からも、「おかげさまですごい集中できるようになってきました」という声を耳にするようになりました。






ご利用者のお声

母親のイメージ

男子8歳・母親

※トレーニング実施時の年齢です

全セッションを毎日休まず楽しそうにプレイしていました。

勉強に集中して取り組めるようになり、感情のコントロールもできるようになったみたいです。

おかげで叱ることも少なくなり、親のストレスも軽減しました。

他の方にもぜひ推薦したいです。

※個人の感想です。また、効果には個人差があります。

お問い合わせ

『Focus Pocus』の詳細につきましては以下のフォームにご入力頂き、お気軽にご相談くださいませ。
別途担当者よりご連絡を差し上げます。

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